富士山マラソン
3回目の参加で1番スタート前からどうなるか予想もできて、そうなってしまってかなり凹んだフルマラソンであった。
しばらく長い距離をレースで走りたくない。
なぜそうなってしまったかと言うと、
練習が出来なかったの一言に尽きる。
1か月前から風邪を引き、2週間に1回ペースで寝込んだ。まず、体力がかなり落ちた。自分でも走っていて違和感があった。
しかも、1か月前(また)からどうしても家庭の事情で練習できる夜の時間を割かれてしまい、夜に練習することも地元が暗すぎて危険なため禁止されるので必然的に練習量も減った。
個人的にはかなり家族のために時間を割いて、協力したつもりであったが、このフルマラソン記録に対しては
「練習してなかったじゃん」
の一言で片付けられてしまった。やるせない。
たぶん自分1人しかいないから、家族のために尽くしたつもりであったが、彼らにとっては違ったのだろう。その対価は求めてはいけないが求めてしまった。無意味である。
その結果、25キロまではキロ6分で進んだものの、坂にさしかかってからがもうダメであった。歩かないと頑張れない。もう、頑張れないというのが正しいのかもしれない。
地獄だった。もう嫌だと初めて思った。沿道からの応援ももう頑張れないとしか思えなかった。本当に足が進まなかった。
練習が出来なかったことももちろん途中まで毎年同じペースで行けていたこともわかっていたからなお一層ツラかった。
これまでに努力が出来なかった自分が苦しくて悔しくて、仕方なかった。